【Docker】Hyper-VからWSL2に移行した際に古い環境を削除する方法
とうとう私のWindowsでもwindows 1909がやってきて、WSL2バックエンドのDockerが使えるようになりました。
動作が軽快だったり、WSL2上にファイルを置けるためLinuxコマンド色々操作出来たりと希望に満ち溢れています。
しかし、インストール直後に異常にディスク容量を圧迫した状態になっていたため対処しました。
ディスクを圧迫した原因
- WSLとWindowsの両方にプロジェクトフォルダがあった
- Hyper-V×Dockerのimageやcontainerが削除されずに残り続けている。
不要なファイルをどんどん削除していく
Windows上のプロジェクトファイルを削除
WSL2環境にした場合は、パフォーマンスの関係でWindows上ではなくWSL上に直接ファイルを配置する必要があるのですが、移動のつもりでファイルを動かしてもファイルがコピーされてしまいます。
そのため、コピーした後にきちんと削除してあげましょう。
Hyper-V×Dockerの諸々を削除する
こっちが本題ですね。
旧来の環境である、Hyper-V×Dockerで作成した、Image, Container, Volume等々容量を食いがちな奴らはそのまま居座っています。 wsl2への移行時に一応案内があったのですが、すぐに消えるかつ何処から操作をするか見つけにくかったので残しておきたいと思います。
とは言ってもやることがわかっていれば簡単です。
Dockerの設定画面を起動して、デバッグ(Troubleshoot)アイコンをクリックし、「Clean / Purge data」を選択します。
そうするとHyper-V環境のあれこれを削除する画面が出てくるので、消し去ってやりましょう!!
こんな感じで不要になったファイル群を削除することが出来ます。
自分の場合は 20GB容量が開放されました…。 Dockerは便利ですが容量食うのできちんと削除しておきたいですね…。